「沖縄さんに電話してみよう」そう思っていただける事業へ


少しでもお得意様の健康のお役に立つために沖縄自然館は存在しております。野菜不足、タンパク質不足、お惣菜が増え、時間が不規則になったりと、現代の食に対する懸念は増えています。そのような不安を少しでも改善するために、私たちができることとして、栄養士からのアドバイス、安心安全な食を提供することも求められています。

ただ、それ以上に最近気になること、それは「孤食」です。残念ながら私も独身で一人暮らし。本を読んだり、思索にふけるのも好きなので、一人の時間は楽しい時間でもありますが、ご飯を作り、そのあまり美味しいとは言えないものを一人で食べるときほど寂しいものはなく、テレビをつけ味気ない時間を過ごすものです。

弊社職員からは、そのような状況にあるお得意様も少なくないと聞いております。そういう時代だからこそ、私たちは身体の健康だけでなく、心の健康にも少しでもお役に立てたら…と思うのです。
一人でお食事をされる前には、ぜひ、お電話お待ちしております。沖縄自然館には、おしゃべり好き、聞き上手、思わず笑ってしまうユーモア上手など、沖縄ならではの面白い“お姉さま職員”が数多くいます。ふと、「沖縄さんに電話してみようかな〜」と思っていただけるような事業へ発展させていきます。


沖縄教育出版の文化の土台となっているベテランのお得意様担当2人にインタビューを行いましたので紹介いたします。

「お話をすることで、人はより健康になる」

入社19年目の大ベテラン 与座 美佐子

「入社当時からの、18年お付き合いくださっているお得意様がいるんです」。そう話すのは、入社19年目のお得意様担当、与座美佐子。その当時のお得意様のご年齢は70代。今は90歳を超え、ますますお元気とのこと。遠く離れた沖縄、一度もお会いしたことがないにも関わらず、お互いのことを思いやり、時には担当の与座のほうが心を癒されることも。

お得意様とのお付き合いのなかで大切にしていることを聞いてみると、「プライベートなことは、お互い話したくなるまで待つのよ…」。“お客様”と“担当”、という関係を超えて尊重しあい、そして励まし合う。ある時、この方から「与座さん、あなたが私の担当でよかった!」と言われたのは、一番の褒め言葉だったそうです。

しかし、最初から息があう、仲が良いお得意様ばかりというわけではありません。はっきりと物事を仰るお得意様には「怖いな」「何か言われないかな」と、いつもおどおどしながらお電話差し上げていたようです。ですが、「難しい人ほど、接していくうちに打ち解けていき、本当は優しいところがあるから、ちゃんと接しなさい」との親からの教えを大切に、後にこの方からも「いつも私のわがままを聞いてくれてありがとう。いつも言いたい放題で…」と言っていただけたそうです。持ちつ持たれつの関係なのか、逆に与座からも言いたいことを言えるようになったとのこと。

同僚のお得意様担当の間では、「彼女には“与座ワールド”があり、受け止める力、安心感は誰よりもすごい!」とのことです。インタビューしている私自身も、そのワールドに引き込まれてしまいました。

「少しでも元気なお声になってお電話を切っていただける時が担当として一番嬉しい瞬間」

10代から働き始めて今や1児のママに 屋良 茜

沖縄には「十九の春」という有名な歌がありますが、19の時に入社し、お得意様担当として19年目を迎えた、屋良茜。当時を振り返ると「お得意様は大先輩ばかり。健康食品の担当とはいっても、自分に何ができるのか… 健康のサポートはもってのほか、お得意様の気持ちも、健康のお悩みもわからない。最初は名前も覚えてもらえないし、話も弾まず悩んでばかりでした」。

そんな屋良は、あるきっかけを境にお得意様担当に目覚めたとのこと。それは、健康のアドバイスやお知らせをするよりも、わからないことは逆に教えていただこうと思えた時。「教えていただけませんか?」と正直にお得意様に尋ねていくうちに会話が盛り上がり、教えていただいたことを、また別のお得意様にお伝えしたり…と、どんどん仕事が楽しくなり今では10年以上お付き合いいただいているお得意様が何名もいらっしゃるとのこと。

一児の母となり産休から職場復帰すると、お得意様から「息子は元気?大きくなったの?」と気にかけていただく。大先輩のお得意様から子どもが喜ぶレシピを聞き、家に戻って作ってみたり… なんだか遠くに住む家族のような、親戚のような関係で支えていただいているようです。  
たまにお得意様から、「家族に言いにくいことでも屋良さんには話しやすいのよ」と愚痴を話される方もいらっしゃるよう。屋良も「そうして聞きあっているうちにお互いストレス発散できる」と話しています。

さて、「お得意様担当をしていて嬉しいことは何ですか?」と聞いてみたところ、2人とも共通して答えた内容が印象的でした。最初お電話に出られた時、体調のせいか、気分のせいか、元気がない方が、3分話し、それが5分、10分と、少しずつ会話が弾み、少しでも元気なお声になってお電話を切っていただける時が、担当として一番嬉しい瞬間だ、と。

Copyright© 2016 沖縄教育出版 All Rights Reserved.